【一連の騒動について/モノト】

※エギーさんの謝罪文はこちらになります
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 この度は一連の騒動により多くの方々にご心配、ご迷惑おかけしまして真に申し訳ありませんでした。
事の始まりからご説明しますと、某日、エギーさんがpixivファンタジアX(以下ピクファン)にピクファン乗り物タグイラストを載せたのち、目猫さんがツイッターにて私の既存キャラクターとデザインが似ている事を指摘する意図を含めたツイートをした所からになります。

 今までは私自身商業的責任を持った事が無かったのもあり、デザインの類似性に関してあれこれ言ってこなかったのですが、今回は

・似ているとされる私の既存キャラクターが実際にエムゴレニズムさんが執筆する商業漫画に登場する予定で、プロットに既に組み込まれていた事(デザイン提供をする事に関しては双方合意の上)

・それによって以前の騒動で起きてしまったように、こちらが模倣、影響という扱いを受け商業として成り立たなくなってしまう危険性(作家単体の問題では無く提供している企業の信用問題にも)

・こういった騒動が今まで複数回あった事

 これを踏まえてきちんとお話しなければならないと考え、長い時間を取らせていただきました。
その話し合いの途中だったのですが、この先どうなるかわからないという事もあり、あらゆるリスク回避の為、先行して渦中のイラストを下げてもらうよう私がお願いしました。交流しようとしたのにいつの間にか絵が下がっていた。という方々にはご迷惑お掛けして申し訳ありません。

 今回のピクファン乗り物タグイラストのデザインに関して、エギーさん自身意図的に似せたわけではなかった事も重々承知でした。

ですが、意図的ではなかったからこそ伴う危険性というのも知っておかなくてはいけないと感じたのです。
誰にせよ無意識の内に影響され似てしまったという事はあるとは思います。きっと私にもあります。
昨今のイラスト事情もあり不可抗力…という流れにならざる得ないのも痛いほどにわかります。

しかし、それと共に『己の行動によって生じる責任』まで流してしまってはいけないと思ったんです。

 この事は渦中の人間だけではなくもっと広い範囲で当て嵌まる課題なのだと思います。
私も今回の事で絵を描くとは何なのか、創作とは何なのか、自分は何をするべきなのか、そして何より責任のあり方について改めて考えさせていただきました。

 長い時間をかけて話し合いを進めていましたが、その為に余計に心配をおかけしてしまった皆様方には本当に申し訳ありませんでした。重ねてお詫びしますと共に私達を心配してくださって本当にありがとうございました。
そして最後にエギーさん、最後まで私の話を聞いてくださり本当にありがとうございました。
これからも以前と変わらず応援していきたいと思いますので、改めてよろしくお願いします。

2011.2.6 モノト


【今回の件についての謝罪/目猫 鴉】

サイトの繋がりから、エギーさんが中学生の頃よりその行動や言動を見ていたと云うのも有り、YAZAさんとの騒動で発生した様々な問題について、誰かがシッカリと話し合わなくてはならないと感じていました。

今回の件については、友人としても、商業漫画作品上でデザイン協力してもらっているエムゴレニズムとしても、モノトの存在が非常に大切であったため、無意識下であったとは云え、今までの経緯から過剰に受けていると見られる影響に対して我慢ができず、とっさに暴言に近い注意をしてしまいました。

感情に任せた攻撃的な発言をして、沢山の方に不安感や不快感を与えてしまい、本当に申し訳有りませんでした。今冷静に見直してみても、如何なる理由が有るにせよやりすぎであったと反省しています。

自身が商業で活動をはじめた事によって、以前よりも更に創作をする事や、個人個人んの作品によって生じる責任や影響について敏感になりすぎていたのだと思います。

これからも勿論、創作に関して意見を曲げたりせずに真面目に取り組んでいきますが、今回のように話し合いの前に相手や周りを傷つけるような行動や言動はしないよう以後気をつけます。
エギーさんの今後については、冷静に皆さんと同様に見守って行きたいと思っています。

2011.2.6 目猫 鴉

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